ガウリシャンカールは、「ガウリ」と「シャンカール」と言う二つの頂上がある山で、南部がガウリ、北部がシャンカールと呼ばれています。
シャンカール(Shankar)とは、ヒンドゥー教の主神シヴァの異名のひとつで、ガウリ(Gauri)とは、シヴァ神の妻である女神の名前のひとつです。主神と女神の名を与えられた山。それがガウリシャンカールです。これ以上ないほど神聖な山です。
雪男が出没する山としても有名で、何日もかけて危険な山道を歩いて行かなければなりません。
標高6,000mほどの場所から採れるそうで、極めて希少価値は高いです。立ち入り禁止の区域が増えているそうなので、今でも希少価値は高いのですが、これからは”手に入らない水晶”になってくるように思います。
ガウリシャンカール産といえばスモーキークォーツが有名です。ほんのり色の着いたライトスモーキーから見た目真っ黒なカンゴームまで産出します。
しかし、ガウリシャンカール産スモーキークォーツには内包物が極端に少ないです。あったとしてもクローライトぐらいしか見当たりません。
ビーズ類は基本的にあまり見ない様にしています。見れば欲しくなりますので、避けていくようにしています。しかしたまたま偶然に見かけたこのガウリシャンカールの大玉に線が入っていることに気づきました。内包物が無いと思っていたのに不意を食らった様に線が目に飛び込んて来ました。ルーペで見てみるとなんと!ルチルではないですか!
同じヒマラヤのガネーシュヒマール産は内包物は多彩ですが、それでもルチル入りはレアです。それがガウリシャンカールに入っているのは長い事ヒマラヤ水晶を見てきて初めての事です。
この極レアなガウリの大玉は多分もう手に入れる確率は0に等しいと思います。
21.4φ 13.60g
#水晶
#原石
#天然石
#ガウリシャンカール
#ヒマラヤ
#スモーキー
#ビーズ
#大玉
#ルチル
#内包物
#インクルージョン
#レア
#入手困難
カテゴリー:
ハンドメイド・手芸##手芸素材・材料##その他